こんにちは。
暖冬で雪が降らずさみしい気持ちもありながら、
坐骨神経痛が例年よりひどくならず、
良かったと思う今日この頃。
本日は、車の配線(結線)で私の良くやる方法を
ご紹介します。
先日、工具箱の中を箱で区切って整理したら
ものすごく使いやすくなりました( ´∀` )
配線処理(結線・加工)に使用する工具
基本的にはこれらですかね。
ワイヤーストリッパー
まずは欠かせないのはこちら。
私はこのタイプを最近愛用しています。
なぜならば、既存配線から分岐させるときに
配線を切らなくても結線できるからです。
以前はこのタイプを使っていました。
もちろん配線の皮むきには使えますが、
途中の皮むきするには使いづらいので、
最近出番は減りました(;^_^A
電工ペンチ
ギボシなどを取り付けるときに必ずいります。
先ほどの工具箱の画像に映っている中でも
一番古い工具かもしれません。
それほど昔から使っています。(15年以上??は使っています。)
ラジオペンチ
これはエレクトロタップを取り付けるときに使います。
いろいろ使えるので工具箱には必須ですね。
ニッパー
配線を切るときに使います。
配線加工に使うパーツ
スプライス
当記事の主役がこれです。
私も最近まで既存配線(車両配線)から分岐させるときに
・配線をカット → 二股配線に加工
・エレクトロタップで分岐
のどちらかでしたが、
スプライスを利用すると配線をカットせずに確実に配線分岐ができます。
エレクトロタップ
簡単という視点ではこれが一番ですね。
確かにリスクとして
・配線が切れる
・ちゃんと電気が取れていない(通電しない)
など起きますが、誰でも簡単にできてしまうので
使用箇所によってはありだと思います。
配線の加工方法(既存配線から分岐させる方法)
エレクトロタップで配線分岐
まず、エレクトロタップを利用した場合をご紹介します。
物はこんな感じ。
赤丸の部分が左右で違いがあります。
この突起のない側が車両側の配線に使い、
突起のある側が分岐で新たに使う配線に使います。
まず、車両側の配線に突起のない側を使いエレクトロタップを付けます。
溝の通りに配線を置いてラジオペンチで挟み込むだけです。
次に新しい配線側をエレクトロタップにつけます。
ここでエレクトロタップの弱点を補うためのポイント
赤丸で囲った部分ですが、
少し配線を折り返して挟み込むとよいです。
挟み込んだ後がこちら。
元の配線に流れている電気を
下の配線にも分岐させるということで、
赤矢印のように電機は流れます。
ということで、これだけで分岐ができてしまう優れものなのが
エレクトロタップです。
スプライスで配線分岐
まず 新しい配線の皮むきをワイヤーストリッパーで行います。
次に、車両側の配線の途中を皮むき(画像は適当な配線ですが。。。)します。
既存配線の途中にワイヤーストリッパーをセットして
ワイヤーストリッパーを握ります。
このように断線することなく途中のビニールを剥くことができます。
剥いた個所に新しい配線の銅線部分を巻き付けて
巻き付けた部分にスプライスをセットします。
あとは電工ペンチで圧着します。
完成。
このままだとショートしますので、
スプライスを絶縁テープで保護します。
これで完成。
分岐元をACC電源や常時電源と見立てると、
これでそれらの電気が取り出せたことになります。
ということで車両配線を切りたくないけど確実に電源取り出したいという方は
スプライス端子を使ってみてはいかがでしょうか。
では。
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